結婚式の当日は何かと慌ただしく、「写真撮影どころじゃない!」という新郎新婦もいるはず。
そのため、最近は結婚式とは別の日に写真撮影を行う「前撮り」をする人が増えています。
前撮りは新郎新婦の一生の思い出となるものですから、白無垢とドレスのどちらを着るか、迷ってしまいますよね。
そんな方のために、白無垢とドレスどちらを選ぶべきか解説したいと思います。
前撮りをした方のうち、70%以上の方が前撮りで着る衣装として「和装」を選んでいます。
中でも、新婦さんに一番人気の和装が「白無垢」です。撮影で着る衣装は1着~2着という新婦さんが最も多く、人気の組み合わせは白無垢に色打掛(白以外のカラーを使った、上に羽織る着物)といったパターンです。
他には、黒引き(黒地に模様が入っている振袖)などを選ぶ方もいます。
それに対し、ウエディングドレスやカラードレスを着る新婦さんは全体の30%前後とされていますから、前撮りにおける和装の人気ぶりがわかりますね。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/wasohouse/
一見すると屋外ロケーションのようにも見える写真ですが、和装スタジオハウスで撮影されています。白無垢に傘や植物との配色バランスが良く、爽やかで清純な雰囲気も伝わってきますね。背景に落ち着いたトーンを選んだことで、被写体である花嫁がより引き立っています。前撮りして、ドレスとは違った華やかさを引き出してもらえるでしょう。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/waso/
洋風の花束は、赤い掛下に白い打掛を合わせた白無垢にとても合っています。穏やかに撮影できる前撮りだからこそ、リラックスした表情の1枚に仕上がっていますね。カメラ目線で微笑む様子からは、結婚の喜びが伝わってきます。ドレスにはない奥ゆかしさが、和装の衣装に表現されているでしょう。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/waso/
白無垢だときっちりしたイメージもありますが、こんな大胆ショットも。和装でも甘い雰囲気を作ることはできるため、ドレスとどちらにするか迷っていても心配ありません。花婿と寄り添う白無垢姿は、静かな愛情が表現されているでしょう。ゆったりした時間の中で撮影する前撮りは、2人のいろいろな表情を映し出していますね。
昔の結婚式では、新婦さんが着る衣装は白無垢や色打掛が一般的でしたが、近年は違う傾向にあります。最近の結婚式では「ウエディングドレス」や「カラードレス」などを着る新婦さんが多いのです。
お色直しでも、ドレスからドレスに着替えるパターンが一般化してきています。
結婚式当日はドレスを着るため、前撮りは白無垢で…という新婦さんが多いことがわかりますね。
引用元:クレール公式
http://www.s-claire.jp/gallery/gallery04.html
ドレスの撮影で使われそうな背景ですが、ノスタルジックな雰囲気が白無垢をより美しく見せてくれます。ピントを花嫁に合わせることで、後ろで優しく見守ってくれる花婿も演出されているでしょう。前撮りにすることで思い描いていた構想を再現できるため、結婚式では思いっきり洋装を楽しめます。
引用元:ワタナベウェディング公式
https://www.watabe-wedding.co.jp/photo/studio/
結婚式はドレス。前撮りを和装にすることで、どちらの雰囲気も取り入れたお祝いができます。黒紋付の花婿と白無垢の花嫁は、並んで座っているだけで幸せを感じられますね。傘を使って色を足しているため、大人っぽい明るさになっています。真正面から写すと堅苦しくなりがちな和装でも、小物使いを工夫しているため和やかな空間が作られているでしょう。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/wasohouse/
遊び心が満載の1枚。時間に余裕のある前撮りだからこそのポーズで、ノリの良さが溢れた写真です。凛としたイメージの白無垢ですが、自分達だけの和装を表現できるでしょう。ドレスだけが楽しさや軽快な雰囲気を演出するのではなく、白無垢でも2人にしかできない素敵な写真を撮ることができます。
準備にかかる時間は白無垢とドレス、どちらの方が短いのでしょうか?
ヘアメイクだけを見れば、白無垢もドレスも準備時間に大差はありません。
しかし、こと着替えに関しては、白無垢の方が準備時間は長くなります。しかも、お色直しで洋装から和装に着替えるとなると、最低でも40分はかかるでしょう。
逆に、洋装から洋装に着替える場合は、30分もあれば十分なケースがほとんどです。
結婚式における中座時間は短い方が理想的と考えられているため、「本当は白無垢を着たい」という気持ちを抑えつつ諦めている新婦さんも多くいらっしゃいます。
しかし、「前撮り」なら中座時間などを気にする必要はありません。「一度でいいから白無垢を着てみたい」と考えている新婦さんの場合、無理に結婚式のお色直しに加えず、前撮りで白無垢を着る方法がおすすめです。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/waso/
白無垢の優雅さを残しながら、和装の粋な写真に仕上がっています。花嫁は開いた傘を肩にかけ、花婿の傘は閉じて持たせることで、写真を見ている人の視線を花嫁のほうへ誘導させることができます。白無垢に合わせた花の髪飾りはインパクトもあり、紫の傘と一緒に控えめになりがちな和装を艶やかにしていますね。前撮りにすると、さまざまなシュチュエーションで撮影可能です。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/waso/
花飾りにボリュームを出した白無垢スタイルが、和装のドレスをイメージさせますね。白打掛からのぞく唐松模様の掛下が彩りを加えていて、しっかりした立ち姿でも柔らかさが伝わってきます。少しはにかんだ表情も、前撮りならではです。横顔から撮影することで白無垢全体が注目され、背景の赤色に照らしさ出されているような感じでしょう。
前撮りでは結婚式や披露宴では着られない衣装で撮影できますし、慌ただしい中着替えやメイクを行う必要もありません。時間的にも精神的にも余裕を持った状態で撮影に臨むことができるのです。
前撮りにかかる費用は、撮影する場所やカット数、衣装の数などによって変動しますが、白無垢・ドレスいずれも5万~15万円が相場になっています。白無垢とドレスで費用が変動する心配はありません。
せっかくの機会です。新婦さんが本当に着たい衣装を選んで撮影してみてはいかがでしょうか?
引用元:東京装苑公式
http://www.tokyosouen.com/studio_gallery.html
格子状の引き戸と白無垢の組み合わせは、和装の魅力が伝わりますね。前撮りすることで、「これから嫁ぐ」そんな気持ちも高まる写真です。手に持ったブーケと花嫁のコントラスト、シンプルな構造の中にもドレスにはない味わいがあります。上半身のみのショットになりますが、白無垢の眩しさは充分すぎるほど感じられるでしょう。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/garden/
襟元と花飾りの赤色が白無垢に映えていますね。和室に構えられている金色の襖や生花は、和装の初々しさや可憐な姿を後押ししています。目線を下に向かわせることで、しっとりした表情にも。心に残しておきたい瞬間だからこそ、前撮りしておきましょう。お気に入りの白無垢で思い出を飾ってください。