結婚式の和装の前撮りにかかる費用は?東京の和装の料金相場などについてリサーチしました。
スタジオでの和装の撮影の相場は、約14万円です。半数以上の花嫁2着以上を着て撮影するそうなので、全体の数字はパックプランより高めになっています。
最も多い価格帯が6~10万円で、そして5万円以内で済ませるカップルが4分の1もいます。一昔前の和装の前撮りといえば10万円以上は当たり前でしたが、スタジオが多様化してローコスト化が進んでいるようです。
引用元:ワタベウェディング公式
https://www.watabe-wedding.co.jp/photo/domestic/
和装の前撮りにおいては、着付けなど専門の知識が必要になってくるので、洋装よりも若干費用が高めだといえます。しかし、基本的な料金だけで満足できるようならば、この限りではありません。
上記の素敵な和装画像でも基本プランだけならば料金は18,800円(税抜き)と、とってもリーズナブル。
費用をかけたくないからフォトウエディングだけ、または結婚式の方に費用をかけたいから前撮りはできるだけ費用を抑えて。このように考えている方にはピッタリではないでしょうか。
和装の前撮りで人気の3スタジオをプラン内容で比較をしてみました。
スタジオAQUA クリックで公式サイトへ |
東京装苑 クリックで公式サイトへ |
ワタベ ウェディング クリックで公式サイトへ |
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スタジオ | 価格 | 7,000円 | 9,800円 | 8,800円 |
カット数 | 100カット | 100カット | 10カット | |
ロケーション | 価格 | 19,800円 | 19,800円 | 18,800円 |
カット数 | 200カット | 200カット | 150カット |
ロケーション撮影でスタジオAQUAよりもワタベウェディングの方が1,000円安いのですが、カット数を見てみるとスタジオAQUAの方が50カットも多く撮影してもらえます。さらに、プランの料金に出張料金も含まれています。
また、スタジオ撮影が一番安いのはスタジオAQUA。こうして価格とカット数を比較してみると、リーズナブルに和装前撮りを行うならスタジオAQUAのスタジオ撮影プランがおすすめです。
またサービスプラン以外はオプションとなっている場合が多いため、必ずオプション料金を確認しておきましょう。
髪飾り、つけまつげなどヘアメイク用の小物は自分で用意してもOKです。アップで撮影するカットもあるので、顔回りの小物は気に入った物で撮ってもらうのもよいでしょう。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/location/jinrikisha/
基本的なプラン以外でオプションを追加したい。素敵な衣装やプラン内容を聞けば聞くほど、もっと素敵にしたいと考えてしまうのはある意味仕方がないことですよね。
しかし、予算オーバーにならないためにも、オプション料金がどこにかかるのか。そしてその費用はどの程度になるのかをしっかりと確認することも大切。
上記画像はロケーションプランですが、人力車周遊がつくことによって、39,800円になります。また、人を伴うオプションの場合、観光地であることから時期によってはシーズン料金がかかる場合も。
スタジオAQUAさんは和装の前撮り基本プランが7,000円と、安価設定となっているので、余計に注意が必要ですね。
また、基本的にアイテムがオプションとなっているケースは少なくなっています。費用が上がる点としては、アルバムのページを増やす、または全データをもらう際に大きくかかると考えておくことも必要です。
先輩カップルたちがスタジオ選びで注目したポイントについても調査してみました。
各スタジオにはお得なサービスプランが用意されています。プラン内容をチェックして、少しでもコストパフォーマンスのよいところを選ぶ堅実なカップルが増えています。
「結婚式場の提携先業者は高かったので、自分たちでネットで調べて探しました。手頃で口コミがよいスタジオを見つけてお願いしましたが、安くて大満足の仕上がりでした」
「セットプランの内容を調べて一番コストパフォーマンスが良いスタジオにしました。カメラマンさん1人、美容の方2名ついて半日貸切。合計予算内の7万円で済みました。写真のできも素晴らしかったです」
衣装の種類の多さも重要なチェックポイント。スタジオがレンタルドレス店を運営している場合はバリエーションが豊富なようです。
「レンタルドレスでも有名な店だったので、衣装選びに困りませんでした。和装は柄によって顔の印象が変わるので、なるべく多くの衣装があるスタジオがおすすめです」
「あえてカラフルな色打掛を選んで、年賀状の写真に使いました。たくさんの衣装があったので好みの柄を見つけることができました」
スタジオ撮影だけでなく、ロケーション撮影ができるところも人気です。モデル気分で撮影する1日は特別な思い出にもなりそう。外での撮影が恥ずかしいカップルには、スタジオ内でロケーション撮影ができるところもあります。
「ロケーション撮影は自分達用、フォーマルなスタジオ写真は両親用と使い分けました」
「和装のロケーション撮影にこだわりたかったので、専門に行っているスタジオを探しました。思い通りの和の雰囲気たっぷりの写真を撮影してくれて大正解でした」
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/waso/
スタジオ選びの際に気を付けるのは、和装の前撮りを花嫁衣装を着た記念と考えるか、楽しい1日を切り取ったものかと考える際に違いが大きく出るでしょう。
上記画像は、スタジオプランの中でも基本のプラン。7,000円と安価に済ませることができ、光の掛け方もしっかりと計算されているので、花嫁さんをきれいに撮ることができます。
引用元:東京装苑公式
http://www.tokyosouen.com/hamarikyu_gallery.html
反してロケーション撮影となると、名前の通りにロケーションを含んだ物語仕立ての前撮りをとることも可能です。スタジオ内で完結できない分、プランを使っても費用は約2倍以上になるでしょう。
上記は東京装苑さんのプランで29,800円前後。使う施設によっては別途入館料金などがかかる場合もあります。結婚式では外に出るプランを設けていない、建物内だけの式になるから自然と一緒に写真を残しておきたい。
このように考えるのなら、ロケーション撮影の前撮りもおすすめだといえますね。
こちらでは、いくつかのスタジオで比較して出した相場から、和装の前撮りにかかる料金をご紹介します。
まずはスタジオ撮影の相場ですが、最安値が7,000円となりました。内容としては衣装とヘアメイク、着付け、小物一式が含まれていて、台紙1枚のアルバムとなります。
7,000円~15,000円
ですがこちらは平日の場合の料金で、土日祝日は9,800~10,000円の追加料金が発生します。土日祝日の追加料金はどこのスタジオもほとんど差がありませんね。
9,800円~10,000円
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/waso/
バックがごくシンプルであるからこそ、花嫁さんや新郎の和装が映えさせることができていますね。結婚式では着ない衣装を前撮りで撮影、そんなシンプルな理由の際にはスタジオ撮影で十分にも思えますね。
ロケーション撮影はスタジオと違って、様々なバリエーションがあるスタジオもあります。撮影する場所によっても料金は変わりますし、衣装の着数によっても変わります。また、撮影期間によって価格が変動するスタジオもありました。
18,800円~108,800円
そのためかなり価格には幅がありますが、基本的な和装ロケーション撮影であれば、20,000円前後で撮影できるスタジオが多いようです。
プランに含まれている内容は、スタジオ撮影とほとんど同じです。ですが、スタジオによって出張料金や交通費は含まれていない場合もあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
引用元:新宿フォトスタジオ公式
https://www.watabe-wedding.co.jp/photo/shop/shinjuku/#domestic
より物語性を高めた前撮りを取りたいのなら、やはりロケーション撮影が素敵ですね。2人だけの空間に、非日常な衣装。新居に飾っておきたくなる、素敵な写真を撮ることができますよ。
結婚式自体を上げる予定がない、そんな方なら余計に気に入るのではないでしょうか。衣装だけ、花嫁さんだけをピックアップした写真よりも、より自然な姿を移せていますね。
衣装はプランに含まれていますが、基本プランよりもグレードの高い衣装を着たい場合は、オプション料金が必要になります。
10,000円~100,000円
こちらもグレードによってオプション料金が変わるため、かなり幅がある結果となりました。基本プランのものよりも少しグレードの高い和装ならプラス10,000円、友禅や相良刺繍などの技術が施された和装であれば、プラス100,000円となります。
価格に幅はありますが、グレードアップ料金に差があるスタジオは、それだけ豊富な種類の衣装が揃っているということですね。
綿帽子や角隠しなどをつけて撮影したい場合、和装用のかつらは別料金となるスタジオが多く見られました。ですが、和装かつらのオプション料金は、どこのスタジオも差がありません。
引用元:東京装苑公式
http://www.tokyosouen.com/studio_gallery.html
やはり和装といえば「綿帽子は外せない」と考える方が多いのも、納得の美しさですね。一生に一度のことだからこそ、とことんまでこだわってみるのもおすすめですよ。
9,800円~10,000円
綿帽子か角隠しがプランに含まれているというスタジオもありましたが、そのようなスタジオでは、プランの料金自体が少々高めに設定されています。
ロケーション撮影で最安値が59,800円でしたので、他のスタジオの基本プランで和装かつらのオプション料金をプラスした方が安いということになってしまいます。
和装は日本で昔から愛され続けている、花嫁さんのための衣装です。種類は白無垢・色打掛・引き振袖の3種類。その中から挙式のスタイルや希望などに合わせて決めていきます。前撮りの場合は1種類ではなく、2種類ぐらい着て写真を撮る、という人も多いです。
また、衣装に合わせて装飾品も考えなくてはいけません。この衣装にはこの装飾品、というように決め事もあるので、自由なスタイルというよりかは昔から受け継がれてきた伝統に従って決めていくことになるでしょう。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/dress/gallery/kimono.php
華やかさを演出したいなら、やはり色打掛がおすすめですね。鮮やかな色使いにおめでたい柄。日本ならではの着物の美しさを堪能することができます。写真の女性のように、比較的に髪型の自由が利く点も魅力ですね。
細やかなところまでこだわることができるので、結婚式ではないできないことを前撮りで。そんな風に考える方にもおすすめになりますよ。さまざまな小物を合わせやすいというメリットもあるでしょう。
引用元:東京装苑公式
http://www.tokyosouen.com/1-2.html
和装の前撮りならより日本らしく白無垢で。そんな風に考えたくなるような清楚な美しさではないでしょうか。白無垢に外せない綿帽子は、その時々によって外すこともできるので、より豊富な写真を撮ることもできますね。
結婚式ではドレスを着る、そんな方が白無垢を切ればWで純粋な花嫁衣装を残すことができますよ。
撮影を楽しく終えても、仕上がりが希望通りにはならなかった…となってしまうのは避けたいところ。和装は衣装が似合う・似合わないもありますが、メイクや髪型といった全体的な雰囲気にもこだわりたいですね。白無垢なら、かつら、角隠しなどがいいですが、最近は洋風の髪型にして撮影する人も。写真として残った場合に自分はどれを希望するのかを考えてみてください。もちろん色打掛でも角隠しはできますし、かつらでもOK。
また、メイクも肌の色や衣装によって合う・合わないがあります。写真にしたときにどんな雰囲気に仕上がるのかをあらかじめ考えておくと、スムーズにヘアメイクも進みます。
さらに、撮影ではポーズも重要です。どんなポーズを撮りたいか、どんなポーズがきれいに見せられるかといったところも考えておけるといいですね。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/location/waso/
前撮りでロケーション撮影を行った方ですね。鮮やかなオレンジの色打掛に、同じく鮮やかに紅葉したモミジがお互いを引き立てあっているようですよね。こんな風にメインの被写体の色と合わせてみるのも、おすすめですよ。
前撮りで迷うのが、白無垢にするかドレスにするか…ですね。実は1番人気は白無垢。その理由は結婚式当日には着られないような衣装で写真を残したいから。前撮りだからこそ着られる衣装、と考えている人が多いですね。もちろんドレスも前撮りに最適ですが、式当日は着れないから…と白無垢を選ぶ人が増えています。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/garden/
やっぱり日本人なら一度は着てみたいと考える方も多いでしょうね。真っ白な白無垢は「あなたの色に染まります」なんて意味もあるのだとか。これからの幸せを一身に受けるための姿のようにも見えますね。
撮影当日を万全な状態で迎えるためには、前日までにしっかりと準備をしておかなくてはいけません。当日になって慌てて用意する、なんてことがないように気を付けましょう。和装の場合は、赤い糸・和風ガーランド・番傘・扇子などが人気です。自分たちで決めた言葉を使いたくて、習字を書いて準備しておくというような前撮りをする人も多いです。
小物の貸し出しをしてくれるスタジオもあるので、その場合は用意する必要はありませんが、自分で希望する小物がある場合はちゃんと用意しておきましょう。
引用元:スタジオAQUA公式
https://www.studio-aqua.jp/studio/garden/
せっかく前撮りをとるのなら、結婚式ではできないことをしてみたい。こう考える方も多いでしょう。番傘など日常で使うものではないからこそ、より記念としての側面が強い写真を撮れそうですよね。
実際問題、和装に関しての小物はスタジオ側が用意してくれるケースがとても多くなっています。費用面でも安価に抑えられる可能性が高いので、和装の前撮りが人気になるのもわかるようですね。